おおくら升玉水力発電所 建設工事安全祈願祭を挙行
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4月18日、山形県銅山川の舛玉(ますだま)砂防ダムを取水設備に活用した小水力発電所「おおくら升玉(ますだま)水力発電所」の建設工事安全祈願祭が執り行われました。
この水力発電所は、日本工営グループ会社の工営エナジー、山形県大蔵村、もがみ自然エネルギー株式会社の3者が共同出資し、特定目的会社(SPC)「おおくら升玉水力発電株式会社」を2018年2月に設立、舛玉砂防堰堤直下に発電所を建設し、2020年8月の運転開始に向け進めている取り組みです。施工については日本工営(株)が担当します。
安全祈願祭は建設地である山形県最上郡大蔵村升玉地区、舛玉砂防堰堤にて行われ、SPC関係者、出資者、山形県議会議員、大蔵村議会議員の皆さまをはじめ約60名の来賓が参加し、工事の安全と事業発展を願いました。
神事後の直会では、SPCの代表取締役社長である大蔵村の加藤正美村長より、「行政と民間が協力し、砂防堰堤を活用した水力発電は全国的にも例がなく、是非とも成功させたい。この、おおくら升玉水力発電を契機として、村の活性化、さらには暮らしやすい村づくりに邁進していく。大蔵村は豪雪地帯でありシラス土壌であり難しい工事となるが、日本工営にはこれまで培われた技術をもって安全に完工して欲しい」と抱負が語られました。
同水力発電所の発電方式は流込式水路式で、有効落差は約10.2m、最大使用水量は6.0㎥/秒で、最大有効出力は490kWとなります。年間発電量は、一般家庭約1,200世帯分に相当する3,452MWhを見込んでおり、発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき売電いたします。総事業費は10億円を見込んでいます。本事業は、山形県制度融資を利用したノンリコースのプロジェクトファイナンスが特徴であり、水力発電において地元企業含む民間企業と地方自治体との共同事業形態は全国でも珍しい取り組みとなります。地域特性に応じた再生可能エネルギーの導入によって地域貢献を行いながら電力自給率の向上を目指す先駆けとなる事業を目指します。
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